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球根の増やし方や水栽培のポイントも解説。【ヒヤシンス】の育て方

鮮やかな花色とすばらしい芳香が魅力的なヒヤシンスは、春咲き球根の代表といえる花です。ヒヤシンスだけでも存在感はありますが、庭にチューリップなど他の春咲き球根と一緒に植えて群生にしても豪華さがアップしますよね。

ここでは、ヒヤシンスの基本的な栽培方法についてご紹介していきます。

ヒヤシンスの基礎知識

【科名・属名】ユリ科・ヒヤシンス属

【園芸分類】秋植え球根

【花期】2~4月

【別名】ニシキユリ

【原産地】ギリシャ、シリア、トルコ

【用途】庭植え、鉢植え、水栽培

性質と特徴

性質は、耐寒性が強く育てやすい植物です。ヒヤシンスは、ダッチ系とローマン系の2種類に分類されますが、単にヒヤシンスというとダッチ系を指すことが一般的です。

ダッチ系は、1本の茎にたくさんの花が集まり、ボリュームがあって豪華です。一方のローマン系は、花数は少ないものの、1つの球根から数本の茎が育ち花を咲かせます。

*水栽培で育てることができるのは、ダッチ系です。

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栽培場所

日当たりと水はけのよい環境を好みます。ヒヤシンスは、冬の寒さを経験することで花芽がつくため、鉢植えの場合でも冬は戸外で管理し、花が終わって葉が枯れてきたら、雨の当たらない軒下などで管理します。

水栽培で育てる場合は、12月くらいまで寒さにあててから、室内に移動すると花つきがよくなります。

水やり

土の表面が乾いたらたっぷり水をあたえます。鉢植えで栽培する場合は、冬の間に乾燥しないよう注意してください。

花が終わり葉も枯れてしまうと球根は休眠に入るので、水の回数を減らして6月ころに中止します。

肥料

植えつけ・植え替えの際、元肥として緩効性化成肥料を施します。その後は、芽が成長して花が咲くまでの間、液体肥料を1週間~10日に1回あたえます。

植えつけ・植え替え時期

10月~11月中旬までに植えつけ・植え替えをします。庭への植えつけは、株間を15cmほどあけて、球根の高さ3倍の深さに植えます。

鉢へ植えつけるときは、直径15cmの鉢に1つの球根を頭が出るていどに浅く植えることが基本です。

ボリュームを出すために、あえて球根を詰めて植える方法もありますが、この植えつけ方法は1年限りの栽培と割り切る必要があるようです。

 

 

 

増やし方

ヒヤシンスは分球で増やすことができます。ただし、一般的なヒヤシンスのダッチ系(大きな花が咲く種類)は、自然に分球することが難しいため、7月ごろ人為的に球根の底に十文字の傷をつけて、新たな球根をつける必要があります。

傷の部分から育った球根は、2~3年で花を咲かせられる球根になりますが、傷をつけたほうの球根は二度と花を咲かすことができません。

ローマン系のヒヤシンスは、自然分球で簡単に増やすことができます。

病害虫

ほとんど見られないでしょう。

栽培のポイント

ヒヤシンスの花が枯れてきたら、花がらを手で摘み取ってあげると、種がつくことを防いで球根を丈夫に保つことができます。このとき、花茎ごと切り落としてしまうと、切った部分に雑菌が集まり、球根を腐らせてしまうリスクがあるためNGです。

また、球根は植えっぱなしにせず、2~3年に1回は掘り上げてあげることも大切です。花が終わって葉が黄色くなったころに堀り上げ、土を落として風通しの良い場所で管理してから、秋になったら植えつけましょう。

特に鉢植えは、植えっぱなしにしておくと球根の生育が悪くなるため、この作業をおこない新しい用土に植え替えてあげることが花を長く楽しむポイントになります。

水栽培で花を楽しむポイント

水栽培でヒヤシンスを育てる場合は、水栽培用と明記された球根を選んでください。

栽培方法は、根が出るまでは球根に触れる量の水を入れ、涼しくて暗い場所で管理します。

水は1週間に1回は取り換え、根が伸びてきたら少しずつ水の量を減らすことがポイントです。

水栽培で翌年も花を咲かせることは難しく、球根を土に植える方法もありますが、根を傷つけてはいけないため、基本的に花を咲かせることは1度きりと考えたほうがよいようです。

 

 

 

 

 

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