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一年草タイプと宿根草タイプの違いも解説。【ネメシア】の育て方

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ネメシアというと、これまではカラフルな花が咲く一年草がよく流通していましたが、近年では宿根草タイプもフラワーショップなどに出回るようになりました。

宿根草は一年草タイプに比べて色の種類が少ないものの、数年かけて花を楽しむこともできるため、多くのガーデナーに愛される花としてますます注目が高まっています。

ここでは、可憐な小花が魅力的なネメシアの育て方についてご紹介していきます。

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ネメシアの基礎知識

【科名・属名】ゴマノハグサ科・ネメシア属

【園芸分類】秋まき一年草または多年草

【花期】10月~6月

【別名】ウンランモドキ

【原産地】南アフリカ

【用途】鉢植え・庭植え

性質と特徴

ネメシアは、南アフリカ原産の「ストルモサ」が品種改良されてできた花が基本種で、秋から春にかけて種をまく一年草として長年親しまれてきました。

そして、近年では耐寒性が強く涼しい環境で夏越しをすることができれば、数年花を楽しむことができる、宿根ネメシアの流通も増えてきました。

それぞれの特徴は、一年草のネメシアは、耐暑性・耐寒性ともに弱く、宿根ネメシアは-3℃ほどまでの耐寒性がありますが、宿根草とはいえ2~3年ほどで枯れることが一般的です。

また、宿根タイプでも高温多湿が苦手な種類は一年草と考えられることもあります。

 

>> 宿根ネメシアにはこのような種類があります。

栽培場所

庭植えは、日当たりがよく水はけのよい場所で栽培します。鉢植えの場合も基本的には同じであり、9月~6月は日当たりのよい場所に置き、夏は風通しのよい半日陰、冬は北風の当たらない軒下で管理します。

また、ネメシアは長雨を嫌うため、梅雨の季節は鉢植えを軒下で管理すると、夏越しをしやすくなります。

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりとあたえます。庭植えでは、もともとは乾燥した地域に自生する植物で多湿を嫌うため、雨がかかる場所であれば特に必要ありません。

植えつけ・植え替え時期

植えつけ・植え替えの適期は3~4月です。

宿根ネメシアは、鉢の中が根でいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えを行い、庭植えの宿根草は秋になって掘り上げ、元肥を施してから再び植え直します。

一年草のネメシアは花が終わると枯れるため、植え替えの必要はありません。

 

肥料

植えつけ・植え替え時に元肥として緩効性化成肥料を施します。元肥をしておけば追肥は特に必要ありませんが、鉢植えの場合は2週間に1回程度、薄めの液肥をあたえます。

ただし、ネメシアは肥料が多いと根が傷んだり、花姿が悪くなったりするため、育成期間は控えめが望ましいです。

 

増やし方

【一年草タイプ】

一年草タイプのネメシアは、10月に種をまいて増やせます。高温が続いていると発芽しにくいため、涼しい気温になってから行いましょう。

 

【宿根草タイプ】

宿根草タイプは3~6月、9~10月に、葉を残して2~3節の位置で切った茎を赤玉土や専用用土などに挿して増やすことができます。

 

病害虫

アブラムシ、灰色かび病、ウイルス病などが発生することもあります。

栽培のポイント

開花中は、咲き終わった花をこまめに取り除きましょう。株の上に散乱した花がらをそのままにしておくと、灰色カビ病などの病気を発生して株が枯れてしまいます。

また、宿根草タイプは花が咲き終わった9月か6月に、草丈の半分ほどの高さに切り戻しておくと、新芽が育ちやすくなり花つきもよくなります。

ただし、ネメシアはウイルスが原因で枯れることもあるため、切り戻しは使用するハサミを熱湯消毒しておくか、清潔な手で摘み取るなどして、ウィルスの感染予防をしてくださいね。

 

 

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