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冬になると顔がほてる原因と解消法を解説します。

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寒い冬になると、手足は冷たいのに「顔がほてる」という経験があるのではないでしょうか。

特に寒い場所から暖かい場所へ移動したときに、顔のほてりは起こりやすいですよね。

顔のほてりは一見すると血液循環がいいと思われがちですが、逆の原因が隠れているケースがほとんどです。

ここでは、顔のほてりはなぜ起きるのか、原因と解消するための対策法をご紹介していきます。

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顔のほてりは体温調整の機能低下

冬の寒い屋外から暖房のきいた室内に入ったとき、顔が赤くほてってしまうのは、急激な温度差に体の体温調節がついていけないからです。

人間は恒温動物(こうおんどうぶつ)のため、外部の温度に左右されず一定の体温を保つよう脳が管理していますが、なんらかの原因で調節がうまくいかなくなると、顔のほてりが起こってしまいます。

体温調節の機能低下の原因とは?

体温調節の機能低下には、子どものころの生活環境が影響しており、温度変化の少ないエアコンのある環境で育ってきた若い世代の人達は、機能の衰えが多く見られるようです。

また、体温調節機能は年齢によって変化するため、30代以上の年齢では加齢による機能低下が起こるといわれます。

顔のほてりは自律神経の乱れからくる

顔がほてる主な原因は、自律神経の乱れによるものです。

私たちの体は、「汗をかく」「震える」「血流のコントロール」などの現象で体温調節を行っています。

血流のコントロールにおいては、脳の視床下部にある体温調節中枢が外部の気温や水温、皮膚温度の情報のもとに、一定の体温が保たれるよう自律神経の指示を出して、暑いときは血管を拡張させ、寒いときは収縮して外気に触れる量を調整し、体温を管理しています。

これらの作用は、寒い外気にあたった体が暖房のきいた室内に入ったとき、脳は慌てて熱を放出するよう血管を拡張させるため、たくさんの毛細血管が走っているほおに血液が集まり赤くなってしまうのです。

体温調節のための血流コントロールは自律神経がになっているため、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れていると、顔のほてりがおこりやすくなってしまいます。

タガラ
タガラ

ちなみに、寒いときや排尿をした後に体が震える現象も筋肉を動かして熱を作っているからなんです。

寒暖差で顔がほてるのは正常な反応

寒暖差に対して顔がほてること自体は正常な反応ですので、しばらくして元の顔色にもどるなら問題はありません。

しかし、いつまでもほてりが続いたり、寒暖差の少ない環境でもほてりやすい場合は自律神経の乱れが疑われます。

★補足★更年期障害のほてりの原因

更年期を迎えた女性に多いのが、更年期障害の一つにあるほてりです。この、更年期障害に見られるほてりも自律神経の乱れが原因です。

閉経の前後5年間にあたる更年期は、卵巣の機能低下により女性ホルモンのエストロゲンが減少することで、さまざまな心身の不調が起こりやすくなります。女性ホルモンの分泌は、脳の視床下部の命令を受けた下垂体がコントロールしており、自律神経も同じ部位で管理されています。

更年期は脳が指令を出しても十分な量の女性ホルモンの分泌が行われず、分泌サイクルが乱れるため、同じ管轄の自律神経も影響を受けてバランスを崩しやすくなってしまうのです。

顔のほてりを解消するために続けたい4つの生活習慣

顔のほてりは血行がいいと勘違いされがちですが、多くは自律神経の乱れからきているため、顔を冷やしても効果はありません。

むしろ、冷え症で手足が冷たい人ほど顔がのぼせやすくなってしまうのです。

そもそも、冷え症の人は全身の血液循環が悪く、温度差などの変化に体が対応しにくい傾向があるため、日ごろから自律神経の乱れを改善する「温活」を意識して行うことが顔のほてりを解消する近道になります。

日常的に続けたい生活習慣とは、次の4つです。

  • ストレスをためない
  • 入浴で体の芯から温める
  • 体に負担の少ない運動をする
  • 温かい食事をとる

【おすすめ】顔のほてりを改善する入浴のコツ

顔のほてりを改善する自律神経トレーニング法の中でも、特に入浴は効果が高いといわれています。

ただし、お湯の温度が熱すぎると交感神経が高まり、かえって逆効果になることもあるので注意してください。

自律神経を整える入浴法は、38~40度のぬるめのお湯に浸かるようにして、血行を促進する作用の炭酸ガス入り入浴剤を入れることをおすすめします。

正しい入浴法は副交感神経を優位にするためリラックス効果もあるので、ぜひお試しください。

 

 

 

記事の内容は執筆当時のものになります。また記事の内容には個人差があるため何卒ご了承くださいませ。
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