「今よりもスキルアップして収入を増やしたい」
「増えすぎたものを片付けて部屋をすっきりさせたい」
「ダイエットを成功させたい」
「新しい趣味を始めたい」 など、
多くの方が現状を変えて未来を少し良くしたいと考えているのではないでしょうか。
でも、思うだけで行動できなかったり、始めてみたものの三日坊主で続かなかったりすることが悩みだという人は少なくありません。
そういう私こそ、やろうと思っているだけで何もせずに日々が過ぎ、自分の中の課題を先延ばしし続けて自己嫌悪を繰り返しているような人間です。
そこで今回、先延ばしの習慣を変えようと読んでみた本がこちら。
▼やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
この本は、やる気や根性論という言語化が難しい動機付けではなく、脳科学と心理学の面から脳の性質を理解して行動を習慣化しようという内容です。
行動を先延ばしにする・三日坊主で続かないのは意志の弱さや性格のせいじゃない
アスリート、アーティスト、実業家など、各業界のトップで活躍されている方のお話を聞いていると、自分の課題を分析し解決するための行動を日常の習慣として自然につみ重ねています。
先日、2000年シドニー五輪女子マラソンの金メダリストの高橋尚子さんが、今でも毎日20kmを走っているとTVでおっしゃっていて
「私とは違う次元に生きているんだわ…」と思ってしまいました。
(私は2年ほど市民マラソン大会に参加していたことがあるのでただただすごいと思うのです)
一流アスリートと同じマインドを目指すのは、私にとってハードルが高すぎますが「自分らしく生きる」というテーマにおいて行動を起こし続けることは不可欠です。
この本では、新しいことを挑戦したい、仕事や人生の課題を解決したいのに行動できないのには、脳が命を守ろうとするために現状維持バイアスを働かせているからだと教えてくれます。
無理なく変化を起こしたい人におすすめ
【やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ】では、
脳の特性である現状維持バイアスを理解して、やる気・根性ではなく自然体で楽に行動を習慣化する方法を、次の5つのテーマで解説してくれます。
内容は一気に状況を変えるのではなく、日常に小さな変化を取り入れて無理なく続けていく方法と思ってくださいね。
- 先延ばしがなくなる!行動に「初速」をつける方法
- 集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方
- 感情に左右されない!行動マインドのつくり方
- 「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方
- 夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動志向の身につけ方
さらに、目標を着実に実現するための「振り返りノート」の書き方の付録付きです。
専門的な脳科学・心理学を学びたい方はご注意
【やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ】は行動をしない状態からぬけ出すための具体的な方法を紹介してくれる内容が中心なので、専門的な脳科学・心理学を学びたい方にはおすすめしません。
すぐに真似できる「やる気スイッチの入れ方」を知りたい!という方は、ぜひご一読ください。