(※この記事は2022年にトマトを水耕栽培した記録です)
以前、このブログでトマトの水耕栽培を初体験した様子をご紹介しました。
初めてのトマトの水耕栽培は思った以上に難しかったのですが、その後も水耕栽培に対する熱は冷めず、本や水耕栽培の経験者ブロガー様の記事を拝読して改善を試みました。
そして水耕栽培2年目は、めんどくさがり屋の自分でも管理しやすいように道具を変えることに決定。
ただし、コストはかけないことにして、できるだけ100均でそろえることがポイントです。(専用グッズに憧れるけど、上を見れば果てしないのであります…)
過去の反省を踏まえ色々調べてみた結果、次の4つのポイントを工夫して試すことにしました。
・溶液の量を増やすためゴミ箱を使用
・根の成長を促すよう水耕栽培用鉢を使用
・苗の成長をよくするためにツボミがつくまでの日当たりを確保
・溶液のコスパを考えて粉末の液体肥料を使用
結果として、トマトの水耕栽培1年目より管理しやすく収穫量がアップしました!
その記録をご紹介します。
種の発芽促進から苗の植え替えまで
本来は3月から種の準備をするのですが、2月に種の発芽促進をセットしました。
写真の種は中玉トマトのレッドオーレです。
やはり2月は寒い日が続くため、なかなか根が出ずこんな感じで保冷バッグに湯たんぽを入れて管理しました。
ある程度育った苗は、水耕栽培用の鉢に排水溝の水切りネットをしいてバーミキュライトを入れたものに植え替えました。
外側はビニール鉢を使用して乾燥を防ぎ、受け皿には水耕栽培用に薄めた液体肥料が入っています。
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苗の成長のために日当たりを確保
私はベランダで水耕栽培をしているのですが、前回は苗の成長期に日光が足りず、花付きが悪かったので、今回は日当たりの確保に工夫をしてみました。
こんな感じにベランダの塀の高い位置にプランターを設置して、その中で苗を育てる工夫です。前回より日照時間が長くなりました。
根が育ってきたら水耕栽培鉢にフエルトをセットして、アレンジしたハンギングバスケットの鉢に溶液を入れて管理します。
ちなみにハンギングバスケットはセリアで買ったもので、底に栓をすることで液体肥料を入れておくことが可能。
上の部分は発泡スチロール、隙間テープ、保冷シートをダイソーで買ってきて鉢の形にカットしました。フエルトもダイソーです。
日光にたくさん当てたので、苗の成長が順調です。
4月後半になると、ツボミが付きました。✧٩(ˊωˋ*)و✧
ツボミがついたらゴミ箱で管理を開始
ツボミがつき始めるころには根もだいぶ生長し、苗の背が高くなってきたのでダイソーで買ったゴミ箱に支柱をセットして移植しました。
トマトは中玉のレッドオーレとミニトマトのシュガーランプを育てています。
今回は溶液の水切れを減らすために(私の水やり回数を減らすともいう)、容量の大きいゴミ箱を使用。上の部分は鉢のサイズに合わせて100均の受け皿をくり抜いています。
ホットナイフがあると、道具をアレンジするときに便利ですよ。
▼私が使ったホットナイフはこちらです
粉末肥料の感想とトマトの成長
この年は水耕栽培1年生の2021年に比べて梅雨が短く、トマトは順調に育っていきました。
前回は液体の肥料を使っていましたが、今回はコスパを考えて水で薄める粉末の肥料を試しましたが、特に生育に問題はなかったです。
▼今回使用したのはこちらの肥料です。
レッドオーレとシュガーランプ、どちらも次々とトマトが実りました。
トマトの収穫と感想
トマトは順調に育ち7月に入ると次々と収穫することができました。
レッドオーレは初めて育てましたがたくさん実ってくれました。
シュガーランプも初めて挑戦したミニトマトですが、こちらもたくさん収穫できました。
今回は液肥切れによる植物のストレスを減らそうと、100均のゴミ箱を使って水耕栽培を試しましたが、結果は大成功だと思います。
トマトの樹が大きく育ち気温が高くなると、液肥を1日2回補充する必要はありますが、容量を増やしたことで根の成長が格段によくなり、それが収穫量につながりました。
こんな感じで改善を試した水耕栽培2年目は、ひとまず成功といえるかな。
とはいえ、植物はその年の気候に影響を受けるし、このやり方が完璧な方法ということじゃないけど。( ̄∀ ̄)
また気になることやアイデアが見つかったら試してみようと思います!