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パンジーとビオラの区別や種とりのポイントも解説。【パンジー・ビオラ】の育て方

パンジー・ビオラは、冬のガーデニングの代表といえる花ですよね。

多彩な花色と長い開花期間が特徴でガーデニング初心者の方でも育てやすく、また熟練のガーデナーに愛される花としても知られています。

パンジーやビオラの魅力は、同種だけで十分華やかですが、ガーデンシクラメンやアイビーなど他の植物と寄せ植えにしてもまとめやすいところにあります。

ここでは、冬のガーデニングの定番といえる、パンジー・ビオラの育て方をご紹介します。

パンジー・ビオラの基礎知識

【科名・属名】スミレ科・スミレ属

【園芸分類】秋まき一年草

【花期】11月~5月

【別名】サンシキスミレ

【原産地】ヨーロッパ

【用途】庭植え・鉢植え

性質と特徴

耐寒性があり冬の寒さには強いですが、耐暑性は弱い植物です。

パンジーやビオラは、ヨーロッパに自生する野生種を品種改良したものです。

かつては花弁が大きなものをパンジー、原種に近い小ぶりなものをビオラと呼んで区別していましたが、さまざまな園芸品種が増えた現在は、パンジーとビオラの区別はあいまいになってきています。

人気の品種には、「よく咲くスミレ」、「フルーナ」、「ペニー」などがあります。

 

栽培場所

日当たりと風通しの良い場所を好みます。水はけのよい土壌が適しているので、土が硬い場合は腐葉土などの有機質肥料をすき込んでおきます。

植えつけ・植え替え時期

11月~4月に庭植えは株間20cm、鉢植えは株間10cmほどあけて植えつけます。

パンジー・ビオラは10月ごろからフラワーショップの店頭に並びますが、気温が高いうちに植えつけると、茎が徒長したり株が蒸れたりして、生長が悪くなることがあるため、11月ごろになるのを待ってから購入し植えつけることをおすすめします。

なお、ポットから株を抜いたとき、根鉢がびっしり土を抱え込んでいるときは、根を少しほぐしてから植えつけましょう。

水やり

庭植えの場合は、植え付けのときにたっぷりの水をあたえておくと、低温期は土が乾きにくいためその後の水は必要ないことが多いです。

鉢植えでは、土が乾燥したら鉢の下から水が抜けるほどたっぷりの水をあたえます。ただし、加湿にならないよう水のやり過ぎに注意してください。

肥料

植えつけるときに元肥として緩効性化成肥料を施しておきます。その後は、花が次々と咲いている場合は、月に1、回固形肥料をあたえるか、10日に1回液体肥料をあたえます。寒冷地では、冬越し中の肥料は不要です。

 

増やし方

パンジー・ビオラは一年草のため、同じ株を翌年も咲かせることはできませんが、種で増やすことができます。

種は花がらをそのままにしておくと結実するので、緑色のうちに採って紙の封筒などに入れ、陰干しで保管してから8月~9月に種まきを行います。

病害虫

アブラムシ、ナメクジ、灰色かび病、斑点病などが発生することもあります。

栽培のポイント

咲き終わった花がらは、茎のつけ根からこまめに摘み取り株を疲れさせないようにすると、パンジー・ビオラは次々と花を咲かせてくれます。冬の低温期は土の水がなかなか乾かず灰色かび病になって枯れるケースもあるため、水やりは天気の良い午前中に行うことをおすすめします。

 

 

 

 

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