植物が好きで12年ほどフラワーショップに勤めた経験のある私ですが、家ではせまいベランダでガーデニングを楽しんでいます。
一時期は、農業のベテランである母から種苗トレーをもらって種からパンジーを育てるなど、ベランダが植物で占領されていましたが、徐々にガーデニング用品を減らしていったところに、水耕栽培という栽培方法を知り、今年の春になったら絶対挑戦しようと決めていました。
そして3か月たった現在、なんとか元気に成長しているトマトの様子をご紹介します。
なぜ水耕栽培なのか?
水耕栽培という方法を知ったのは、コロナ禍により自宅で過ごす時間が増えた昨年のことです。ネットやTVで見聞きした後、図書館で関連本を何冊か借りてきて読んでみました。
過去に(土で)花や野菜を種から育てた経験はあったのですが、徒長したり害虫にやられたりして、うまく育たなかったことが多くあきらめムードに。でも種から植物を育てる楽しさは忘れられなかったです。
水耕栽培は土を使わずに栽培クッションになるパームピートなどを使って植物を支え、専用の肥料で栽培する方法です。
種から育てた苗を水耕栽培で育てる代表的なメリットは、次のようなことがあります。
①植物が害虫や病気になるリスクが減る
②溶液による栽培は育成の管理がしやすい
そこで「家庭菜園といえばトマトでしょ♪」というわけで、トマトの水耕栽培を始めたのでした。
種はダイソーで買ってきたミニトマト&中玉トマト
とはいえトマトを育てた経験はなく、品種もよくわからない。なので手軽に買えるダイソーの種を育ててみることにしました。
ミニトマトは「ミニヒメ」中玉トマトは「ミディアムルビー」という品種です。
種はこんな感じ。
タッパーを用意して、濡らしたキッチンペーパーの上に種を並べてラップをかけ、小さな穴をいくつか開けてみました。
これは発芽率が高くなる催芽まきという方法です。
(種の数は半分でもよかったと後から思いました…)
ミニトマトはタッパーに入れてすぐに根がでました。中玉トマトの方は5日ほどしてようやく根が出てきたので、それぞれの種を田砂に植えて育成中。
(3月11日撮影)
ミニトマトは成長が早い
緑の鉢はミニトマトで白い鉢は中玉トマトです。
今年の3月は寒い日も多かったけど、ミニトマト(ミニヒメ)はぐんぐん育っています。袋に「手間いらず」と書かれていましたが、ほんとうに生育がいいですね。
(3月28日撮影)
ちょっと早いかもしれないけど鉢に植え替え
気温との兼ね合いもあるだろうけど、ちょっと成長が遅いのかな?でもトマトを育てるのは初めてだから、ようわからん。
と思いながら苗を鉢に植え替えしました。
(4月22日撮影)
鉢は養液の管理がしやすい「リッチェル ミエルノPlus プランター 27型」にしました。
グリーンの他にもブラウンとオレンジのカラーバリエーションがあるかわいいプランターです。
ハイポニカはA液とB液の2種類を混ぜて使う養液です。
気温の上昇とともに成長が早くなってきた
まさかの5月に梅雨入り
合掌型の支柱を中玉トマトに立てた
6月のトマトの様子
ペットボトル組はリッチェル ミエルノPlus プランター のトマトと比べるとやや成長が遅いけど、これは苗によるものかも?
6月8日現在、ミディアムルビー2本とミニヒメ3本に小さな蕾がついています。
このまま晴れの日が続いて順調に育ってくれると嬉しいけど、まだまだ気が抜けないですね。
こんな感じで初めての水耕栽培でトマトの成長を楽しんでいる毎日です。
その後のトマトの様子はこちらです↓