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【お正月飾り】門松の意味と飾り方・処分方法を解説します。

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お正月に家の門などに飾る門松。このお正月飾りの門松は、別名「飾り松」「立て松」とも呼ばれる、古くから伝わる日本文化の一つです。

地域や時代に合わせてデザインを変化しながらも、基本の形を変えず縁起物として受け継がれる門松とは、いったいどんな由来があるのでしょうか?

ここでは、門松の歴史や飾る時期、処分方法についてまとめてみました。

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門松の由来とは?

「門松」は、家の門口(かどぐち=家や門の出入り口)に松を立てることが名前の由来とされます。

本来お正月とは、万事(=すべてのこと)の始まりを意味しており、お正月になると年神様がやってきて各家に幸福や豊作をもたらすといわれていました。

門松は、年神様が迷うことなく家に来られるよう、目印として門口に飾られるようになったようです。

竹が使われるようになったのは室町時代

門松というと竹の印象が強いと思いますが、もともとは祀る(まつる)につながる樹木として、「松」を本体に作られたものです。

日本の歴史に始めて門松が登場するのは、平安時代後期の宮廷儀礼の一つ「小松引き」ですが、このときは松だけが飾られていた記録が残されています。

竹が門松に使用されるようになったのは、室町時代になってから。生命力が強い竹は長寿を象徴する植物として、一緒に飾られるようになりました。

タガラ
タガラ

この門松に使用する竹には、先端部を斜めにカットした「そぎ」と真横にカットした「寸胴(ずんどう)」の2種類があります。

門松を飾る時期とは?

門松を玄関や門に飾る時期は、煤払いや松迎えなどお正月の準備を始める、正月事始めの12月13日からです。

門松を飾る期間のこと「松の内」といい、始まりは12月13日ですが、終わりの時期関東では1月7日関西では1月15日と地域によって異なります。(*関東・関西の中でも地域によって違う場合もあります)

なぜ関東と関西では違うのか?

タガラ
タガラ

ここで疑問ですが、なぜ関東と関西で松の内に違いがあるのでしょうか?

もともと松の内の終わりは、全国共通で1月15日でした。そして、松の内が終わり年神様がお帰りになった後の鏡餅を、1月20日に鏡開きして食べる習慣がありました。

しかし、慶安4年(1651年)4月20日に徳川家光が亡くなったことで、家光の月命日にあたる20日に鏡開きはよくないということで、徳川幕府のお膝元である関東は1月11日に鏡開きを行うようになります。

ただ、困ったことに1月11日はまだ松の内の期間ですので、年神様がいらっしゃるのに鏡開きをするのは無礼ではないかという考えから、1662年に徳川幕府は1月7日を飾り納めとする指示を通達したのです。

このような経緯から、関東では松の内の終わりは1月7日になりましたが、正確に通達が届かなかった関西では、それまで通り1月15日までの習慣が続いているといわれています。

門松を処分する方法とは?

松の内が過ぎた門松は、神社などで行われる「どんど焼き(どんど祭り)」へ持っていくことが一般的です。

どんど焼きとは、正月飾り、しめ縄、書き初めなどを家々から持ち寄り、一カ所に集めて燃やす日本の伝統行事です。

どんど焼きは、お正月に各家に来てくださった年神様が、どんど焼きの煙にのって天に帰ることをお見送りするために行われる風習といわれています。

どんど焼きの時期は、松の内が過ぎてから行われることが一般的ですので、お近くの神社で確認してから持って行くようにしましょう。

タガラ
タガラ

すべての神社でどんど焼きが行われているわけではありませんが、お清めとお焚き上げはしてくれるので、一度問い合わせてみてくださいね。

神社へ門松を持って行けないときの対処法

門松は縁起物ですので、処分は神社へ持って行くことをおすすめします。しかし、さまざまな事情でゴミとして処分するケースもあるかもしれません。

そのようなときは、お住まいの地域のゴミ処理方法を確認のうえ、門松を塩で清めてから処分するようにしましょう。

 

 

 

 

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